Fiduciary Duty
方針1.お客さま本位の業務運営方針の策定・公表等
当社は、自らが掲げるStatement/Vison/Mission/Principleを実現するため、金融庁が定める顧客本位の業務運営に関する原則を受け入れ、このお客さま本位の業務運営方針を策定・公表し、その取り組み状況を定期的に公表します。またより良い業務運営を実現するため、定期的に見直しを行います。
方針2.お客さまの最善の利益を追求
当社は、保険代理店として高度の専門性と職業倫理を保持し、お客さまに対して誠実・公正に業務を行い、お客さまの最善の利益を図ります。また当該方針における業務運営が企業文化として定着するよう継続的に努めます。
取組1.お客さまの声に真摯に向き合い、改善に活かします
お役様の思いに寄り添い期待に応えるため、寄せられたご意見、ご要望、お褒め、苦情等の全てのお客さまの声に真摯に向き合い、ヒヤリハットノート・ありがとうノート・クレームノートにまとめ定期的に共有することで、迅速かつ適切に対応します。また、それらお客さまの声を業務品質・サービス品質の向上に活かします。
KPI
1.ヒヤリハットノート・ありがとうノート・クレームノートへの入力件数:年30件
2.最新のお客様の声の共有と、3か月前に入力されたお客さまの声の振り返りを行うミーティングを実施:年12回
方針3.利益相反の適切な管理
当社は、取引におけるお客さまとの利益相反の可能性について正確に把握し、利益相反の可能性がある場合には、当該利益相反を適切に管理いたします。
利益相反を適切に管理するために、当社募集人は当社の勧誘方針兼品質方針に則った募集を行い、お客さまのご意向の内容や加入締結に至るまでの経緯をシステム上の対応履歴に適時・適切に入力し、定期的な点検活動によりその実態把握に努めます。
取組2.お客さま対応履歴を拡充します
お客さま対応履歴のモニタリングを定期的に実施し、その入力件数の推移を公表し、お客さまの真のご意向やご要望等を把握した好事例や適切ではない事例を共有する研修を毎月開催します。
KPI
3.お客さま対応履歴のモニタリング結果を公表・共有する研修の実施回数:年12回
方針4.手数料等の明確化
当社は、お客さまが負担する手数料その他の費用の詳細は、当該手数料等がどのようなサービスの対価に関するものかを含め、委託を受ける保険会社の定めるところにより、お客さまが理解できるように情報をご提供します。
特定保険契約(※)において、お客さまが負担される諸費用や、短期解約に伴う解約控除について、保険会社が提供する契約概要や注意喚起情報等に基づきわかりやすくご案内します。
※ 特定保険契約とは、金融商品取引法の行為規則の一部が準用される、市場リスクを有する生命保険商品の保険契約であり、具体的には変額保険、外貨建て保険、市場価格調整機能を有する保険が対象になります。
方針5.重要な情報の分かりやすい提供
当社は、お客さまとの情報の非対称性があることを踏まえ、上記方針4に示された事項のほか、保険商品の販売・推奨等に係る重要な情報をお客さまが理解できるよう分かりやすく提供します。
そのために、公的保険制度のご説明を行う事や、保険会社より提供されたパンフレットや重要事項説明書、契約概要、注意喚起情報等を使用し、分かりやすいご説明と情報提供を行います。特に、変額保険等の特定保険契約や、ご高齢のお客さまの契約について、お客さまの利益が不当に害されることがないよう、お客さまの判断や意思決定に必要となり得る重要な情報や参考情報等を誠実に提供します。また、ゆとりを持ったスケジュールでのご案内を心がけ、お客さまに最適な商品を選択していただくために、適切な時間をいただけるようにお願いしたうえで、正確かつ丁寧な説明に努めます。
取組3.ゆとりをもってご契約手続きを行います
お客さまにご契約内容を十分にご検討いただくため、有事の際に保険の価値を最大限感じていただくため、そしてお手元に保険証券をいち早くお届けしご安心いただくために、ゆとりをもってご契約手続きを行います。
KPI
4.損害保険契約の満期日28日前早期更改率:80%
方針6.顧客にふさわしいサービスの提供
当社は、お客さまの資産状況、取引経験、知識及び取引目的・ニーズを把握し、お客さまにふさわしい保険商品の販売・推奨等を行います。
チームによるお客さま対応を行い、システムを活用してリアルアイムにご契約更新や、変更、事故対応状況を確認し、定期ミーティング時にそれらの情報共有を図ります。お客さまを取り巻くリスクの全容と、保険加入の状況を一覧にしたリスク対応状況一覧表を提示して、補償・保障の重複や漏れを排し、対応が行き届いていないリスクに対しお客さまがご理解を頂くことを促し、意思決定に必要となる情報を分かりやすく提供することで、適切なリスク対応状況を創出します。
取組4.チームによるお客さま対応
お客さまに対して最善の提案や対応を行っているかを、チームで一緒に考えるミーティングを定期的に実施します。
KPI
5.損害保険契約の満期月の2か月前の上旬に、チームで更新内容を検討するミーティングを毎月実施する:年12回
6.ご契約変更の対応状況と、事故対応状況の進捗を確認するミーティングを毎月実施する:年12回
7.リスク対応状況一覧表を作成し、先月分の振返りと当月分の提案をチームで共有するミーティングを毎月実施する:年12回、リスク対応状況一覧表一覧表を毎月3件作成
方針7.従業員に対する適切な動機付けの枠組み等
当社は、お客さまの最善の利益を追求するための行動、お客さまの公正な取扱い、利益相反の適切な管理等を促進するように設計された報酬・業績評価体系、保険募集人研修その他の適切な動機づけの枠組みや適切なガバナンス体制を整備いたします。
保険商品に関する研修会以外に、コンプライアンス研修、当社のStatement/Vison/Mission/Principleを浸透させるための研修を行います。人事評価制度では、固定給をベースとし、募集人の個人業績目標の達成度だけではなく、Statement/Vison/Mission/Principleと人事ポリシーを体現する行動や、専門資格取得による資質向上や能力開発、業務品質を加味した評価を行い、定期的な面談をもって達成状況の確認を行います。
取組5.チームによるお客さま対応
各種研修を通年で実施し、専門資格取得を励行し、定期的な個人評価面談を行います。
KPI
8.各種研修実施回数:年20回
9.資格保有者数:損害保険トータルプランナー3名
10.個人評価面談実施件数:年12回
<附則>
2018年10月1日 制定
2024年5月4日 改訂
2024年6月23日 改訂
取組状況(KPI)
No. | 方針 | 取組み | KPI | 2022年度 取組状況 | 2023年度 取組状況 |
1 | お客様の利益を最善の手段で創出する | 損害保険満期契約更改率 お客様の声の獲得件数・内容 | 9割以上 20件以上 | 達成 達成 | 86% 達成 |
2 | 利益相反の適切な管理 手数料等の明確化 | 損害保険の損害率 | 努力目標40%以下 必達目標50%以下 | 必達目標を達成 | 必達目標を達成 |
3 | 重要な情報の分かりやすい提供 顧客にふさわしいサービスの提供 | 社内外研修の開催回数 | 18回以上 | 達成 | 達成 |
4 | 従業員に対する適切な動機付けの枠組み | 資格保有者数・資格取得率・資格取得励行 | 損害保険トータルプランナー2名以上 | 達成 | 達成 |
<お問い合わせ先>
代理店: | 株式会社インシュアランス・トータル・サービス |
住所: | 東京都新宿区西新宿8-5-3 アクセス西新宿ビル6階 |
代表者名: | 市川 祐史 |
電話番号: | 03-5338-5235 |
電話受付時間: | 平日10:00~17:00 |